先日、Workflowyのトピックをノートにまとめて使用トピック数を制約すると記事にしました。
その記事ではWorkflowy内に文章を保存しましたが、今回はWorkflowyの外部に保存する、Evernoteに文章を保存する方法についてまとめておこうと思います。
EvernoteにもOutlineモードがある
普段ノートとして使用しているEvernoteですが、Workflowyの様にOutlineモードで記入することができます。
Evernoteのデスクトップ版でもiPhoneアプリ版でもOutlineモードで編集できるのです。
ただ、本職のアウトライナーであるWorkflowyとは違ってトピックを折り畳むことができません。
これ、文章が一画面に収まってしまうのなら問題ないのですけど、一画面以上になると折り畳めたのがうれしいくなってきますね。
また、Workflowyのノートに該当するものもないのでトピックにひたすら書いていくだけという使い方になります。
でも、そもそも、EvernoteにもOutlineモードがあるってすごいですよね。
このEvernoteのOutlineモードをWorkflowyのデータ格納先として利用することにします。
WorkflowyとEvernote間でデータを行き来させる
Workflowyの複数トピックをコピーしてEvernoteに張り付けるとOutlineモードで張り付けることができます。少し加工が必要な場合がありますけどEvernoteとWorkflowy間、双方向でコピーが可能です。
わたしの場合、自宅でPCを使うことが少なくてこの手はiPhoneで作業を実施しております。
そこで、IPhoneでEvernoteとWorkflowy間のデータの行き来をしやすくするためにCloud Outliner Proを使用しております。
Cloud Outliner Proは単独でもアウトライナーとして使いやすいアプリなのですが、DropboxやEvernoteと同期することができる優れもの。このCloud Outliner ProをWorkflowyとEvernoteとのデータ行き来するために活用していきます。
HandyFlowyからCloud Outliner Proへ、Cloud Outliner ProからHandyFlowyへのコピーはwinerosesさんのHandyFlowy拡張スクリプトとWorkflowレシピを使用します。開発し公開していただいているwinerosesさんに感謝です。
http://d.hatena.ne.jp/wineroses/20170831/p1
http://d.hatena.ne.jp/wineroses/20170902/p1
HandyFlowyからOPML形式でデータをExportして、Workflowy経由でCloud Outliner Proに張り付ける、Evernoteにも張り付けたデータが同期される。
Evernoteと同期されたCloud Outliner ProからデータをExportしてWorkflow経由でHandyFlowyに張り付けます。
データの行き来にはOPMLを使用するので階層は保持されたままコピーできますので、安心してデータを移動できますよ。
Workflowyは作業場所、Evernoteは保管場所
ここで、Cloud Outline Proを使用したworkflowyとEvernoteでの文章の育て方を考えてみました。
まず、MemoFlowyやHandyFlowyを使用してworkflowyで文章を作成します。
MemoFlowyで文章をつけたしてHandyFlowyでトピックの編集をして文章を育てていく。
まとまった塊ができたら、ある程度文章が育ってきたらCloud Outliner Proを使用してEvernoteに文章を保存する。WorkFlowyの文章は削除してトピック数を確保する。
もし、Evenoteに保存した文章を再び編集したくなったらCloud Outliner Proから編集していく。Evernoteを直接編集するよりもこちらのが操作しやすい。さらに大々的に編集したくなったらworkflowyに戻して作業再開、MemoFlowy&HandyFlowyを活用して文章を育てていく。
workflowyで育ててEvernoteへ保管する、Evernoteから取り出してworkflowyで再び育てる。
workflowyとEvernote間でデータのやり取りが面倒なんですけど、workflowyを見れば今編集したい文章のみがあり育成に集中できる。これはいいかも。
まとめ
workflowyの使いやすさとEvernoteの安心感、二つツールの良いところどりした使い方かな。
Cloud Outliner Pro自体も素晴らしいアプリなのでそれをメインにしてもいいかもしれませんね。