独身時代から使用し続けているコンパクトフィルムカメラ natura classica の調子が悪く、今日とうとうレンズが戻らなくなってしまいました。故障です。
もう、かなり前に生産中止になってしまったカメラなので心配だったのですけど調べたところまだ修理可能なようなので、修理に出そうと考えております。
最近ではフィルムカメラを使っている人なんてめったに見かけなくなりましたけど、未だにわたしは使い続けておりまして。
今回はその理由をまとめておきたいと思います。
フィルム写真は必ずプリントする
フィルム写真はとても面倒なんです。
カメラにフィルムを入れる。写真をとる。撮った写真はその場では確認できない。カメラ店に現像とプリントをしてもらう。
でも、デジタルカメラでの写真よりも後に残りやすいと考えています。
デジタルカメラは気軽に撮ることができます、でもなかなかプリントってしないのではないでしょうか? 1年に数度まとめてプリントすればいいいぐらい?
フィルムカメラだと、ネガフィルムを使っていれば、プリントしないと写真を見ることができない。つまり、撮った写真はすべてプリントすることになる。
紙媒体のがデジタル用のメディアよりも保存性はいいと思いますので、必然的にプリントできるフィルムカメラはうれしいですね。
みんなでアルバム写真を眺めるのが楽しい
撮った写真をみんなで眺めることが多いです。
子供が棚からわたしが撮った写真を納めたアルバムを引っ張り出してきて眺めていて、それにぼくらが参加するパターン。
「このときはああだったよね」とか「このときはこまちゃったよ」とか、その場面にあわせた思い出をみんなで思い出して懐かしい気分に。
我が家では奥さんがデジタルカメラ担当なんですけど、どうしてもデジタルカメラだとわざわざプリントすることが少なくてアルバムもなくて。みんなで眺めることも少ないんですよね。
フィルム写真は必ずプリントすることになるので、必ず何らかのアルバムい保存するようにしていて、そうするとこんな感じにみんなでよく写真を眺めて懐かしい思いにひたっております。
デジタルにはない色合いが家族写真にあっている
デジタルのくっきりしっかりとした色合いは大好きです。花や自然風景をとるには気持ちがいい。緑や青の景色はすごく気持ちよく撮れたりしますよね。
でも、デジタルは家族写真にはちょっときついと感じることもあります。ちょっとはっきりした色合いすぎるとか、シャープすぎるとか。
くっきりはっきりが嫌ならば、デジタルだとデータ処理で柔らかい描写にできます。ただ、処理するのが面倒じゃないですか。
ネガフィルムだとフィルムの特性から柔らかい描写になってくれるので人を撮るには適していると考えております。
まとめ
フィルムを使い続けている理由を述べたところで、フィルムカメラがないことにはどうしようもありません。早々と修理に出そうかと思います。