出張でお客さんのところに移動するとか買い物のために移動するとか、ちょっとした移動があるかと思いますが、移動ならばロスタイムをなくすためにも早い方がいいに決まっていますが、私の場合このちょっとした移動は少しだけ時間がかかる経路・手段を取るようにしています。もともとは美崎栄一郎さんの”「結果を出す人」の手帳の秘密”に書いてあったことを自分流にしただけなのですが、このあたりをまとめてみます。
移動中はひとりの時間になれる
忙しい時間の中での移動、短いことがベストですよね。でも、ちょっと発想を変えてみると、移動の時間は自分だけの時間が確保できるとも考えられます。
職場ならば電話やメール、上司や後輩たちの相談、打ち合わせなどでじっくり集中して考えることが難しい。でも、ひとりでの移動中なら自分だけなので、その時間の間は、自分だけでじっくり集中して考えることができる。ゆっくり移動だと比較的着座できたりして落ち着いて移動できる、さらにじっくり集中して考えることができます。
列車ならば鈍行に乗る、車移動ならばバスに乗る
列車で移動するのなら快速や急行などの早いのはやめて鈍行にしてみる。車での移動ならばタクシーをやめてバスで移動してみる。かかる時間が倍ぐらいになりますが、そのぶん自分ひとりの時間を増やすことができます。もちろん最短よりも時間がかかるので、そのぶんは余裕をみて計画をたてておく必要ありです。
最近では、列車移動があるときはひとり時間を配慮して列車の中ですることを準備までしているのですが、同僚とかが一緒に移動するとなるとそうもいかず快速にのることになってしまい、準備していたことできずにとってもブルーになることもあります。
移動中のひとり時間は何をしているの?
打ち合わせのための移動なら、その打ち合わせのストーリーを考えています。自分が主催の打ち合わせならストーリーを、自分が主催でない打ち合わせなら想定されるストーリーを、そして想定される質疑応答などを考えています。せっかく移動してまでの打ち合わせですから効率よく議論して結論を持って帰りたいですからね。
また、打ち合わせのためでないのなら、たとえば作業するための移動や、買い物のための移動なら、ブログのネタを考えています。列車やバスで席に座って、万年筆と測量野帳を出して、のびのびとブログネタを考えたり、ストーリーを考えたりと。余裕があればiPhoneを使ってブログの下書きを書いていたり。
あとは、読書ですね。iPhoneに入れてあるKoboやKindleで電子書籍をよんだり、図書館で借りてきた本を読んでいたり。とは言うものの、せっかくひとり時間なのでなるべく読書ではなく考える作業をするようにしています。
まとめ
移動時間も考え方をかえればひとりで思考に集中できる時間になります。
私の場合は、そもそも列車やバスでののんりびな移動が好きということからスタートしたのですが、移動時間の活用を覚えてからはよりいっそう鈍行やバスでの移動をするようになりました。