HHKBを導入する前から少し前からキーボードについて気になっていることがありまして。
それは、マイクラをしていると同じキーばかり使っているということ。プレイ中はWをずっと押しているのですよね。
せっかくの大きなキーボードを机に置いているのにほとんどは使われずキーボードの左側しか使っていない。同じキーばかり操作している。ならば片手キーボードを使ってコンパクトに机の上をまとめようと考えていまして。
ちょうどHHKBに触れ初めてからキーボード自体に興味が深くなっていって自作キーボードでも作ってみようかとも思っていた時期でしたのでテンキーの自作キーボードキットをベースに片手キーボードを作ってみることにしました。
自作テンキーのキットを購入
実際に購入したテンキーのキットはこちらのSoyuzというキット。
キットの他にキーキャップとキースイッチとUSBケーブルも必要ですので一緒に遊舎工房さんで購入しました。
部品のはんだ付けからファームウェアの書き込み
さぁ、作者さんのサイトにあるビルドガイドを参考に製作開始です。
まずは半田ごてと半田で部品を実装していきます。
ダイオードとスイッチをはんだ付けして、そのあとはキースイッチをはんだ付け。
最後にマイコンをはんだ付けしたらキーキャップをつけてたらはんだ付けは終了。
ケースをねじ止めしたら作業の前半は終了です。
初心者向けのキットということもあり、はんだ付けしやすい大き目のサイズの部品ばかりで、サクサクと組み付けることができました。
はんだ付けが終わったら、次はマイコンにキーボード用のファームウェアを書き込みます。
これも簡単でビルドガイドに従って書き込み用のアプリから書き込めばテンキーの完成です。
ここからが醍醐味!自分だけのキーマップを作る
ただ、これだけでは終わらない。ここからが自作キーボードの醍醐味なのです。
わたしはテンキーとしてというよりかは、マイクラを遊んでいるときの片手キーボードとして使いたいのです。
でも、せっかくだからテンキーとしても使いたい。
そのためにレイヤーという機能を使って、通常はテンキーとして機能しているが、
あるキーを押したらマイクラ用のキーボードとして機能するようにファームウェアを変更をしていきます。
このレイヤーという機能、同じキーなのに全く違う機能を持たせることができるものなのですが、
ちょうどノートパソコンでよくあるFNキーと同じイメージでFNキーを押しながらキーを押すと刻印とは全く違う入力となるあれです。
このレイヤーもFNキーを押している間はキーの機能が変わるパターンと、一度FNキーを押すともう一度押さない限りキーの機能が変更したままパターンなど
小さなキーボードでも工夫次第で様々な機能を持たせることができるのです。
QMK ConfiguratorというWebサイトでオリジナルのキーマップを作ってファームウェアを作成することができるので、
自分が使いたい機能をいかにレイヤーを活用して少ないキーに詰め込むか検討して、
最終的にはテンキーレイヤー、PrintScreenなどの機能キーレイヤー、F1~F12のFキーレイヤー、そしてマイクラ用のゲームキーレイヤーを持ったオリジナルのキー配置のテンキーを製作することがてきました。
自作キーボードで小さな不満を改善していく
最近は、このキーボードでマイクラを楽しんでいますが、自分が変えたいと思っていたことを改善するためにキーマップを作っただけあって、やっぱり使いやすいです。
特に、通常のキーボードですと、ControlキーやShiftキーは小指で押しながら他のキーを押すことになって、小指が痛くなることがあるのですが、ControlキーやShiftキーを人差し指で押すようにしたので小指か楽で楽で。
こんな感じに小さな不満を改善できるのが自作キーボードのうれしさなんだろうなぁと思います。
まとめ
はんだ付けは必要でしたが、わりと簡単に自分専用のキーボードを作ることができましたよ。
これをきっかけにもう少し大きなサイズの自作キーボードも興味がわいてきてしまいました。
少しの不満を改善するために自分の使いやすいキーボードを作る、みなさんいかがですか?