撮れる写真がマンネリ化してきた
最近、自分の撮る写真がどうもマンネリ化してきていて。
同じ写真でも楽しいことは楽しいのですが、
もっと違う写真をとってみたいと思うようになっていました。
自然風景や街角のスナップ写真もそうなんですがどうも同じ構図になりがち。
特にスナップ写真は後から見ると主題がわからないものが多くて苦手でして。
自分が不得意な分野であるスナップ写真を「初心に帰って勉強でもしてみるか」って感じで
”スナップ写真の正しい撮り方”という本を購入してみました。
カメラの設定からシーン別の撮り方までを解説
カメラの種類からはじまって撮影モード、絞りとシャッタースピード、代表的な構図、
旅行やポートレートなどのシーン別の撮影方法がのっていました。
初心者を意識した構成でもあるのでカメラ種類とか設定から本ははじまっていますが、
最近ありがちな高画素のカメラが一番って感じって雰囲気でなくて、
スナップなのでフットワークがいいカメラ押し。
ミラーレスとかコンパクトカメラとかもしっかりと紹介されていました。
そうなんですよね、どっしりと三脚を立てて絞り込んで撮影する風景写真なら高画素でフルサイズセンサーの
重いカメラでもいいんですが、スナップ写真ならばとにかくフットワークが大事。
歩いていて、いいと思ったらさっと撮ることが重要で、
機動性があるのならコンデジでも大丈夫なんですよね。
私には主題と副題との視点がなかった
構図はどのカメラ本でもあるような構図の説明もそうなんですけど、
自分として残ったのは主題と副題を考えて撮るということ。
写真は引き算で撮るもので、気になったものだけを撮るようにしがちなんですが、
そうじゃなくて主題を引き立てるために副題を探してとると深みがでていいとのこと。
手前のポストが気になるのならそれだけを撮るのではなくて、
後ろや前にある看板や建物を一緒に撮ってみる。
前ボケや後ボケを使って主題よりも目立たないようにとか。
あと、人物を副題に使うといいとあり、これは私にはない視点でした。
街風景をただ撮るのではなくて人物を入れて撮ってみる。
スカイツリーをただ撮るのではなく手前に通行している人の後ろ姿を入れてみるとか。
さらに躍動感を出すために人物が動いている感じを撮ってみる。
シャッタースピードを調整して、人が歩いてぶれている感じを撮る、
そうすると写真に動きがでて主題が引き立ってくるとのこと。
もう一つ「これはっ!」と思ったのが明と暗、影とシルエットでした。
あえて歩いている人を撮らないでその影だけを撮る、
歩いている人の長い影で夕景ということが引き立って見える。
暗いところから光っているものを撮るとスポットライト的に撮れる。
建物に影がかぶっていることで模様となりただ建物を撮るだけよりもいい写真になるとか。
まとめ
全体的にかっこいいスナップ写真を用いて説明されていて見ているだけでもスナップ写真の勉強になりました。
この休み、カメラもって街をぶらぶらしてみようかな。