先日kindleの読み上げ音声を録音するためにICレコーダーを購入したと書きました。
audiobookやaudibleがあるのにわざわざICレコーダーを購入してまでしなくてもないのかと思われるかもしれませんが、ICレコーダー購入という投資をしても十分メリットがあると考えておりまして。
今回は自分なりのkindleの読み上げ音声を録音するメリット・デメリットをまとめてみます。
デメリット
まずはkindleの読み上げ音声を録音するデメリットからです。
録音機器への投資
まずは録音用の機材を確保しなくてはなりません。kindleを読み上げるためのFireタブレットとICレコーダー、そしてその二つを接続するオーディオケーブルです。
それぞれ既に持っているのならそれを使用するだけですが、手持ちがなければ購入する必要があります。
読み上げ音声に反応して録音スタートとストップできるICレコーダーとなるとわりといい値段がしますし、Fireタブレットとあわせると結構な投資額になって躊躇するんですよね。
本の確保
次に録音対象の本を確保しなくてはなりません。対象はkindle化されている本になります。kindleストアで対象となる本を購入することになります。
koboや他の電子書籍でも読み上げることはできるでしょうが、Fireタブレットで読み上げさせると止まることなくするすると最後まで読み上げてくれますのでkindle本だけです。
録音しなくてはならない
最後に、機材を購入して本を手に入れたら、その本を録音しなければなりません。
FireタブレットとICレコーダーをオーディオケーブルで接続して、kindle本を開き、ICレコーダーを録音設定にして、読み上げ開始です。
大抵は読み上げ始めたら最後まですんなりと行きますが、たまに途中で止まっていることがあって。そしたらそこから読み上げを再開する。
寝る前に読み上げ開始して朝起きたら終了していた!ぐらいなら手間は少ないですが、途中で止まってしまうと地味に手間がかかる作業になります。
メリット
次は録音するメリットです。
mp3化して汎用性が上がる
Fireタブレットやスマホを使用して読み上げているならば、常にハードやアプリが限定されますよね。いつもFireタブレット持っていないとだめだとかね。
でも、ICレコーダーで録音した読み上げ音声はmp3形式になりますので、その後の汎用性がぐっと高くなります。mp3ならばハードをそれほど選ばずに再生できますから。
録音した音声データをICレコーダーからスマホやタブレットにを移動して聞くもいいし、オーディオプレーヤーで聞いてもいい。PCだってO.K.です。
専用のハードやアプリがなくても再生できるのが嬉しいですね。
読み上げ対象とされている書籍が多い
全ての本が電子書籍化されているわけではないですが、オーディオブック化されているものはそれよりもさらに少ないです。
これ気になるなぁと思ってオーディオブック配信サイトで確認してもそのタイトルがないことも多い。世間の関心が高い書籍は比較的早くオーディオブック化されることもありますが、そのような本ばかりではないですので。
オーディオブックとして配信されている書籍に比べてkindle本として配信されているタイトルは多く、気になる書籍はだいたいがkindleとして読むことができる。さらにそのかなりの数の書籍が読み上げ機能の利用が可能なのです。
わたしにとってはだいたいの気になる書籍はmp3化できる感じなのです。
Prime Readingやkindle Unlimitedでの読み放題も可能
わたしの場合、AmazonのPrime会員ですのでPrime Readeingの枠内を活用して対象する本を確保していますので、気になる本を一冊づつ購入して読む(聞く)ではなく定額で読むことができています。
kindle本全てが読み放題の対象というわけではないですが、読み放題ということで、ちょっと気になる程度の本でも読むことができます。「自腹切るなら普段ならこの分野の本は読まないかな」という感じで少しチャレンジできたりします。
今のわたしのペースなら1週間に1冊程度で聞いている程度なんですが、もっと速いペースで読まれる方ならkindle Unlimitedを利用して読み放題の範囲を広げてもいいかもしれませんね。
まとめ
機材への投資や録音の手間などデメリットがありますが、それ以上にメリットのが大きいと感じています。
みなさん、kindle読み上げ機能の録音、いかがでしょうか?